こんにちは。
スタッフの岡田です(^○^)
今日は甲状腺ホルモンについてお話しします。
私たちの体は、甲状腺ホルモンがきちんと出ることで、食事からエネルギーを作って、体温を調節したり、心臓・筋肉・神経を働かせて、元気に活動することができます。
全身の代謝を活発にする、アクセルのような働きをしてくれています。
そんな大切な甲状腺ホルモンですが、多すぎたり不足したりすると、色んな病気が出てきます。
甲状腺ホルモンが多すぎると
エネルギー作りが過剰になって、震えや動悸、高血圧など、常に興奮している状態で体が休まりません。
(甲状腺機能亢進症…バセドー氏病など)
甲状腺ホルモンが不足すると
エネルギー作りがうまくいかず、だるさやむくみ、低体温や鬱のような症状が起こります。
(甲状腺機能低下症…橋本病、原発性粘液水腫など)
実は、甲状腺疾患は、免疫の異常で起こっています。
本来の人間の免疫システムは、敵(菌やウイルスなど)を見つけると、免疫の軍隊がミサイルを打って攻撃し、敵をやっつけて体を守っています。
健康な人は、自分自身を絶対に攻撃しないのですが、何らかの原因で免疫の軍隊が狂ってしまうと、大切な脳、甲状腺に対してミサイルを打って攻撃してしまいます。
同じ場所を攻撃されても、本物の命令と間違えて、勝手にホルモンを作りすぎてしまうこともあれば、本物の命令の邪魔をして ホルモンが作れなくなったりします。なので、人によって亢進症になったり、低下症になったり様々です。
治療としては、狂った免疫が悪者にされるので、免疫を抑えるお薬を使います。さらに、甲状腺ホルモンを補ったり、抑えたりします。
「一生お薬でコントロールして付き合っていく病気…」
そんな風に言われる患者さんも多いです。
確かに足りないホルモンを、お薬で補うことは必要です。
でも、自分で正しい量のホルモンを作ることが出来たら?
それが一番ですよね!!
甲状腺ホルモンは、なんとなく勝手に作られるんじゃなくて、毎日自分で頑張って作っています!
そのためには、正しい材料が必要です!!
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