あなたの知らないピロリ菌と胃酸の関係②

あなたの知らないピロリ菌

こんにちは!スタッフ中川です(ー_ー)!!


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あなたの知らないピロリ菌と胃酸の関係①


実はピロリ菌は通常、食事をしていない時の胃酸の状態(強い酸性)の時だと、死んでしまいますが、食後の胃酸が薄まっている状態の時に侵入してきます。
実は、ピロリ菌はとっても俊敏で、1秒で体長の10倍ほど移動できるそうです。
だから、胃酸を止めたり、薄めたりしていると、その間にピロリ菌は入り込み繁殖し放題です!

皆さん、ご飯を食べるときにお茶やお水を先にがぶがぶと飲んでいませんか?
食後、胃が痛いと言って胃酸を止めるようなことをしていませんか?

日本人は欧米人に比べ胃酸の分泌が少ないです。日本人で胃酸が多い人はあまりいません。お肉をたくさん食べる欧米ではたくさん胃酸が分泌されます。しかし、日本人はお野菜が大好きですね。食の欧米化なんていうわりには、日本は胃がん大国とも言われています。なぜ、そうなるのかよ~く考えてみてください。

胃酸がきっちりと出ている人は、ピロリ菌は侵入できません!
胃酸を出すには、絶対にタンパク質が必要です。タンパク質は卵やお肉などです!

ちなみに胃がんだけでなく、胃潰瘍もピロリ菌が大きな原因とされていますよね。
胃潰瘍は、胃に潰瘍が発生していることを言いますが、ある一定以上の深さで胃の壁が傷ついていることです。胃酸を止めたり、きちんと粘膜をつくる材料も入れずにいると粘膜は傷つけられ胃潰瘍になってしまいます。

たとえ、ピロリ菌を強いお薬で除菌しても、「不規則な食事(1日2食など)」・「不規則な生活習慣」・「栄養不足(ブドウ糖・タンパク質・ビタミン・ミネラル不足)」・「胃酸を抑え込むこと」などを続けていると、またピロリ菌が侵入してきて同じことの繰り返しです。

ピロリ菌の根本的解決には、ピロリ菌を侵入させない・侵入したとしてもすぐに排出できる体づくりが大切です。

「胃酸」を出すにはタンパク質。
「粘膜」にはブドウ糖・タンパク質。
「粘液」を作るにはブドウ糖とタンパク質、ビタミンAとCは欠かせません。

しかし、食事がとれない時には、肉や卵のタンパク質は消化に時間がかかり、自分でしっかり摂ることができない場合もあります。そんな時には、プロテイン製品の形で摂ることもできます。その時には、きちっと必須アミノ酸がそろっているものを選んでください。さらに、VMジュース砂糖やブドウ糖・ビタミンC粉末を溶かして飲むことをおすすめしています。

ところで、最近ニュースになっていましたよね。ピロリ菌の検査を、中学生を対象に導入する自治体が全国的に急増しているようです。中学生を対象に検査を行い、陽性の場合は除菌などの治療を行うとニュースに掲載されていました。

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