こんにちは!
スタッフの岡田です(^O^)
私の家族は、脳動脈瘤、解離性腹部大動脈瘤、椎骨動脈瘤を経験しており、何度も病院で一緒に話を聞きました。
とても身近に感じる病気のひとつです。
お医者さんに「遺伝するからあなたも毎年検診を受けたほうがいい」とおすすめされました
今日は簡単に動脈瘤についてお話しします。
動脈瘤ってどんな病気?
血管の壁が弱く薄くなって、こぶのように膨らんでしまう病気です。
風船のように膨らむものや、全体的に膨らむものなど形は様々です。
こぶが出来る位置によって、脳動脈瘤、腹部大動脈瘤など呼び方が変わります。
血管は3層構造で出来ています。
一番内側の膜に裂け目が出来て、血液が真ん中の膜に流れ出してしまい(動脈解離)一番外側の膜が膨らんで、こぶが出来ると解離性動脈瘤と呼ばれます。
動脈瘤があっても症状が無い方がほとんどですが、解離性動脈瘤の場合、激しい痛みが起こります。
そして破裂すると命の危険があります。
原因は?
高血圧、動脈硬化、喫煙、ストレスなどと言われています。
破裂の予防手術とは?
●こぶを金属製のクリップで挟む
●金属の細いワイヤーを丸めてコイル状にしてこぶの中に詰める
などがあり、どの手術も血液がこぶの中に入らないようにすることで、破裂を防ぐらしいです。
↓祖母に脳動脈瘤が見つかった時の実際の会話です↓
私
「薄くなって今にも破れそうな血管を一生挟み続けるんですか?破れませんか?怖いです…」
お医者さん
「稀ですが手術中に破れることもあるし、成功しても破裂の危険は残ります。コイルの場合、手術中に突き破ることもあるし、後日こぶからコイルがポロっと抜け落ちて、脳梗塞を起こすこともあります」
私
「……それって、予防手術の意味ありますか?」
お医者さん
「予防手術は万能では無いです。リスクを伴います。ですから、動脈瘤を早期発見するメリットはあまりない。と言われているお医者さんもいますよ」
私
「……このまま様子を見るという選択肢はないですか?」
お医者さん
「未破裂脳動脈瘤の破裂率は、年間0.5~2%です」
私
(心の声:そんなに少ないのか…良かった)
お医者さん
「おばあちゃんがあと20年生きるとして、2%×20年で=破裂率40%ですね」
私
「!????」
家族は手術を決めましたが、私は納得がいかず
総合体力研究所に入社してから知った情報ですが、世界的医学雑誌のニューイングランドジャーナルでは、1cm以下の動脈瘤の破裂率は年間0.05%と発表されています。
ということは、0.05%×20年で=破裂率1%
日本とは大きく差がありますね。当時この数字を知っていたら……また何か違ったかな?と考えてしまいます。
お医者さんと何度も話をしていくうちに、病気を怖がるよりも、血管を作る材料の栄養をしっかり摂って、強くて丈夫な血管を作っていくことのほうが大事だなと考えるようになりました。
では、次回は丈夫な血管を作る具体的な方法。
TV・新聞・病院ではなかなか教えてくれない「栄養」のお話です。
END
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